1985-05-22 第102回国会 参議院 エネルギー対策特別委員会 第8号
特にガス山といわれる山を限定するとかしないだけでなくて、ガス抜きボーリングを一斉点検をやってみたらどうかと、私は、後で申し上げます、これは操業を一時停止をしてガス抜き総点検を一回やる必要があると。何もびたっととめるとか言っているんじゃないんです、私も炭鉱マンですからよく知っていますけれども。
特にガス山といわれる山を限定するとかしないだけでなくて、ガス抜きボーリングを一斉点検をやってみたらどうかと、私は、後で申し上げます、これは操業を一時停止をしてガス抜き総点検を一回やる必要があると。何もびたっととめるとか言っているんじゃないんです、私も炭鉱マンですからよく知っていますけれども。
次に、この山はガス山と言われますね、新鉱と同じ炭層だと。特別警戒しなければならない山だと言われている。ところで、災害発生現場は付近の七片、八片の最先端部分に縦の断層があるというふうに伺ってまいりました。この炭層の中の断層というのは非常にガスという問題と深い関係にある。
御承知のように夕張炭鉱というのはガス山なんですね。形態ができた、それはかっこうはつけるかもしれませんけれども、それでは経営陣は一体、これは道庁の天下りだとか通産の天下りで素人ができる問題じゃないわけですな。経営手腕あるいは保安管理体制といいますか、相当なべテランが主体者にならなければ、これは形をつくってもまた問題が起きるのではないかと思うのです。こういう点をわれわれも心配するのです。
その意味から、保安を非常に重大なテーマとしておりますこの山、そして保安管理者、上級保安職員と第一線の保安技術職員と、それから働く作業員の人たち、この間に十分な教育訓練と申しますか、それなしにはこういうガス山というものはむずかしいのですね。そういう体制をつくり上げていくというのはなかなかむずかしいのじゃないか、そういうことを資金問題のほかに一番心配をしておるわけでございます。
当然伊木教授が出されましたように、これはガス山だと、しかし坑内骨格構造の展開が間違っていると、こういう見解ですね、一口に言うなら。だから、坑内骨格構造の展開が間違ったとするならば、新たに千メートルの斜坑一本おろすといったことと、それから新たに清水沢寄りから立て坑一本をおろさなければならんと。
特に、ガス山として保安上の重大な政府調査団の指摘を受けた限り、そういう意味での方程式というものを考えるべきじゃないか。これは一貫して私は昨年来申し上げておりますが、この点についてひとつ大臣の考え方をお伺いしたいと、こういうふうに思います。
いままで伊木先生からもお話がございましたとおり、夕張新炭鉱は典型的なガス山でございます。しかも稼行区域が深部にわたっていたということで自然条件も厳しいということでございまして、札幌鉱山保安監督局といたしましても特に重点炭鉱として、ほかの炭鉱に比べまして最も高い頻度をもって監督を続けておったわけでございます。
それを、ガス抜きに手を抜くという手抜き、ガス抜きどころか手抜きというようなこと、そういうことがあり得るだろうかと、私はそれを聞いたときもそう思いましたし、現実にガスを抜くか抜かないか、これは御承知のように北炭新夕張炭鉱はガス山でございまして、非常に大変なところでございます。これを手を抜くか抜かないかということ、そういうことがあり得るだろうか。
特に、この山が自然条件といたしましてガス山であるということです。したがって、諸条件、つまりまず私どもは遺体の収容ということが第一課題でありますけれども、原因の究明を待たずして、たとえば金融措置を第一にして再開に向けてこうしてああするということを言ったといたしましても、やはり法的な措置を含めました原因究明というものをやらずして次の段階に移るということは、この山が山だけに非常に危険ではないか。
問題は、経営者がしっかりしてほしい、技術者を次々に首をすげかえたりするようなことのないように、技術者が定着するように、しかもその技術者がいい方向にあるようにというようなことを常日ごろ念願しておりますし、それから問題は、自然的な条件も非常にガス山で余りよくない、しかし炭層並びに炭質は非常にいいというようなこと、それから日本のエネルギー政策というようなことも加味しまして、これが何にも事故のないように、うまくいくようにいくようにということを
特に新鉱はガス山だということがあるんで、月に大体二回か三回行っているようです。それも努力しているようです。しかし、それが精いっぱいだと言うんですよ。そうすると、どうしてもほかの山がおろそかになりますわな、これは人的に言って。
非常に地盤が緩い、それからガス山であるということ、そういうことを常に気にしておりまして、人為的な面でも、それからまた自然条件という点から、気にするなど言っても、日本の炭鉱の中で、山の中で一番気になることであったということを率直に申し上げたいと思います。
しかし、この山は先ほど大臣からもお話がございました自然状況が非常に悪いということで、ガス山であるということや、また八百メートルの大変な深部にあるということや、湿度が非常に高い、それからまた高温であるという、こういう労働条件の非常に劣悪な状況の中で出勤率も非常に悪い、八〇%を切るとか、ようようであるとか、いろいろなことを言われておりましたですね。
国につきましては、先ほど申し上げましたような再建途上にあることのほかに、むしろ本炭鉱が典型的なガス山であるというようなこと等警戒を要する炭鉱でございましたので、炭鉱においてはガス抜きの重点実施あるいは救急設備の配置のほか、いろいろな保安対策を十分に講ずるよう指示し、必要な監督を行っておったわけでございます。月に大体三回のペースで、いわゆる立入検査あるいは追跡検査を行ってきておるのでございます。
がありましても少しも変わっておりませんし、そういう点をやっていかなくちゃいけませんが、そういう点を抜きにいたしましても、保安第一ということ、それから生産第一でいろいろこういうふうになったんじゃないかという考えもありますけれども、実は御承知のように、この山が発足するとき、それから昨年の火災のとき、私どもはむしろ予定の計画よりも生産を下げるということを実行したわけでございまして、むしろこの山は御承知のように非常にガス山
また、この炭鉱そのものがいろいろなそういう自然の悪条件にプラス・ガス山なんです。御承知のように、ガス突出とかいうガスの関係は、数分前に点検しておっても、その後数分たってまた起こる。この炭鉱でも、今回でも直前にガス抜きあるいはいろいろな措置をとっておったにもかかわらず、こういう大事故を起こしておるわけであります。
しかし、前段でちょっとお触れになられました、なぜ三千メートルの下で、しかもこのガス山で働かなければいかぬのかな、もっといい働き口があればなというお気持ちは、ありがたいことはありがたいのでありますが、しかしそんな厳しいひどい目に遭いながらも、大臣、やはりそこにすがって、そこで働いていかなければならぬ人たちが何千人も現実にはおるわけですね。
ガスの多い山であるということが石炭鉱山保安規則によって指定されておるわけでございまして、ガス山の保安上の問題につきましては、深部採炭の面も加えまして鉱山保安規則−に定められた内容が忠実に履行されておることを、私どもとしては巡回監督によってチェックし、あるいは必要な指示を常々行ってきておるところでございます。
特に前者につきましては、御承知のガス山に対する爆発の予防といつた点は、一刻もゆるがせにできないのであります。そういつた点の整備をまず進めてもらうことにいたしたいと思います。